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2011年11月27日日曜日

人間中心デザインのための発想法

今年も「人間中心デザインの発想法」の一部を、講師として担当させていただきました。

3限使い、講義とワークショップを行いました。 

まずは言葉の連想ゲーム(ワードトレイン)でウォーミングアップ。
なんと3人もゴールした人がいてびっくり!

その後、人間中心デザインにおける“発想”が必要なプロセスと、どのような“発想”が有効なのかといった技術的なお話をしました。
人間中心デザインでもアブダクションが重要であること。(ここは専修大学の上平先生の講義でお話しがあったと思います。)その視点に加え、プロセスによって収束的発想が有効なものと、発散的発想と収束的発想を組み合わせる必要があるものがある、ということなど。


発想法の中でもすぐに使える発散技法をいくつかご紹介しました。

講義のあとは、ワークショップへ!
HCDの上流行程で有効な発散技法、XB法(クロスビー法)をつかって、ワークショップを実施。XB法は、U'eyes Design が開発したアイデア発想法で、感動のメカニズムを表したキーワード カード使い言葉を掛け合わせることにより新しい「体験」を発想する方法です。




 テーマは「新しい食体験」
新しいレストラン像を考え、サービスコンセプトをデザインしてもらいました。

まずは、step1類比連想。キーワードを短時間で一気に膨らませます。
[価値観][対象][体験]を表す3つの種類があります。

ここで、具体的な要素を入れることが飛躍するコツ。

たくさんポストイットができた!

他のグループが、どんな風にやっているか見てみる。
発見も多い。


Step2 強制発想 3つのポストイットを掛け合わせる。
意外な組み合わせが、発想意欲をかきたてます。


Step3自由連想 グループでブレスト。
サービス像を練っていく。


方向性がぶれてきたら、ターゲット顧客像を確認したり。


アイデアがまとまったら、発表の準備。


プレゼンテーション!

6つのグループでそれぞれ面白いディスカッションがされ、アイデアが練られていく、濃厚なワークショップとなりました。みなさまお疲れさまでした。

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