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2011年11月29日火曜日

矢野りんさんの講演

今日は矢野りんさんの講演を聴く機会をいただきました。
(共催:キャリアスタディ委員会、横浜支部 教育ネット研究研修会、横浜デジタルアーツ専門学校)

Webデザインに関する書籍を多く執筆されている、矢野りんさん
ロックで素敵な方でした。

最近、Webデザイナーから「デザイナー」へと肩書きを変えたんだそうです。
Webだけではなく、スマホアプリをはじめ多くのものを手がけいるからとのこと。


メディア市場の現状分析から、制作現場で求められる人材像まで。
これから社会人になる学生さんのために、熱いメッセージのある講演でした。



気になる「現場で必要とされる人」とは・・・「○○ができます」と言える人。
(○○には専門性のあるドメインが入る)
どれくらいで「できます」と言って良いかというと、「何かがうまくいかないときトラブルの原因がわかる人」、だそうです。


たしかに。プロってこういうことだ。

さらに、「どうしたら必要な人材になれるでしょう?」と、近くにいた方と5分間話し合う時間も与えられました。

私たちが考えたのはこれ。




ちなみに、矢野りんさんが考えるコツはこの二つ。

好きなことをする
発信する・発表する

これができれば完璧!(と言っていた)

発信する人には情報があつまる。
ということで、早速今日はブログを書きました。


矢野りんさんの講演は、講演内容だけでなく話し方や注目の引き方、受講者とのコミュニケーションの仕方にも細かな工夫がいっぱいでした。
とってもいい刺激になりました!


帰りにはおいしい焼き小籠包を食べたうぇ。


■関連ブログ
学校法人岩崎学園 浅野先生のブログ:情報デザイン研究室
WarlockReportさん:WarlockReport

2011年11月27日日曜日

人間中心デザインのための発想法

今年も「人間中心デザインの発想法」の一部を、講師として担当させていただきました。

3限使い、講義とワークショップを行いました。 

まずは言葉の連想ゲーム(ワードトレイン)でウォーミングアップ。
なんと3人もゴールした人がいてびっくり!

その後、人間中心デザインにおける“発想”が必要なプロセスと、どのような“発想”が有効なのかといった技術的なお話をしました。
人間中心デザインでもアブダクションが重要であること。(ここは専修大学の上平先生の講義でお話しがあったと思います。)その視点に加え、プロセスによって収束的発想が有効なものと、発散的発想と収束的発想を組み合わせる必要があるものがある、ということなど。


発想法の中でもすぐに使える発散技法をいくつかご紹介しました。

講義のあとは、ワークショップへ!
HCDの上流行程で有効な発散技法、XB法(クロスビー法)をつかって、ワークショップを実施。XB法は、U'eyes Design が開発したアイデア発想法で、感動のメカニズムを表したキーワード カード使い言葉を掛け合わせることにより新しい「体験」を発想する方法です。




 テーマは「新しい食体験」
新しいレストラン像を考え、サービスコンセプトをデザインしてもらいました。

まずは、step1類比連想。キーワードを短時間で一気に膨らませます。
[価値観][対象][体験]を表す3つの種類があります。

ここで、具体的な要素を入れることが飛躍するコツ。

たくさんポストイットができた!

他のグループが、どんな風にやっているか見てみる。
発見も多い。


Step2 強制発想 3つのポストイットを掛け合わせる。
意外な組み合わせが、発想意欲をかきたてます。


Step3自由連想 グループでブレスト。
サービス像を練っていく。


方向性がぶれてきたら、ターゲット顧客像を確認したり。


アイデアがまとまったら、発表の準備。


プレゼンテーション!

6つのグループでそれぞれ面白いディスカッションがされ、アイデアが練られていく、濃厚なワークショップとなりました。みなさまお疲れさまでした。

2011年10月28日金曜日

「サービスデザインとHCD」で感じたこと

第6回HCD-Netサロン「サービスデザインとHCD」に参加してきました。
定員数35名の会場は、満員で人びっしり。
サービスデザインについての注目の高さがうかがえます。

演題は二つ。3時間弱にわたり貴重なお話をおうかがいしました。
Livlisのサービスデザイン(川崎裕一さん/カマド) 
サービスデザインカンファレンス報告(長谷川敦士さん/コンセント)


以下はメモと個人的な所感です。(写真と文章は直接は関係ないです。)

コンセントの長谷川さんからLivlis の川崎さんのご紹介

川崎さんからLivlis のサービスデザインの紹介とLivlis立ち上げの経緯など ご紹介いただきました。「いかに気持ちよくできるか」という視点でマネタイズや搭載機能なども検討されているお話など。ソーシャル時代のサービスづくりを考える。

同じサービスをみんながやることはない!

既存のサービスを利用したり、くっつけたりして
UXチェーンをつくることが大事。

S+V+O でいったら、V、Oをデザインするということ。
どういうコンテンツがどういう理由で反応を得られているのか分析し
サービスとしてデザインする。


ここからは長谷川さんによる「サービスデザイングローバルカンファレンス」のご報告。
サンフランシスコで行われたサービスデザインの国際カンファレンスについて
どのようなプログラムがあったのかkeynoteのご紹介など。

サービスデザイングローバルカンファレンスの情報


システムのサービスデザインが、サービス産業でのサービス企画と同じ土台でディスカッションされているのがとても新鮮。
日本ではまだまだ誤解の多い「サービスデザイン」だけど、アメリカではHCDやデザインシンキングなどが浸透していることもあり、とても自然な流れ。

問題意識。
・サービスデザインの重要性を共有し組織に巻き込んでいく方法について
・新規サービスを創出する時のしくみづくりの指標について



サービスデザインでビジネス創造のチャンスが広がった一方で
デザイナーに求められる能力が拡大している。



サービスデザインでビジネスを創造!
尚、「サービスデザインとHCD」のツイッターは、
こちらのtogetterにまとめられています。

2011年10月26日水曜日

街の生態を観察する

横須賀の街を観察にいってきました。
商店街を彩るシャッターをデザインするには、アーティスティックな絵を描くのと違い、街と人のコミュニケーションをデザインしていく必要があります。

今日は、その最初のアプローチとして街と商店街を「観察」する方法について、学生さんに体験してもらいました。


まずは軍港めぐり

海軍の設備がびっしり

待機中の軍艦で国際情勢がわかる

商店街の石畳

右が三笠商店街。さてどっちを歩く?

三笠商店街内
二人が手を延ばせば、両端にとどいちゃう道幅
歩きながら値段をチェック

商店街中程にある参道

参道をとおると別世界
坂の上の神社に続く

シャッターアートの使われ方も観察

三笠ビル商店街共同組合の方にインタビュー


街の歴史、街の特徴、住んでいる人が大事にしている文化を、街の様式や表情、生活の痕跡や人の行動からよみとります。地に根付いている街には情報がいっぱいです。